ペン調整機能の目的は 3 つあります。1. 1. ペン センサーがディスプレイと正しく位置合わせされていない場合に手動で調整できるようにするため、2. 視差 (ペン先と画面の表面の隙間) によるペン先と画面カーソルの認識される位置ずれを補正するため、3. ユーザーの好みに応じてペン先に対する画面カーソルの位置を調整するため。
Wacom は製造プロセスを継続的に改善しており、現在の製品ではディスプレイとペン センサー間のオフセットは極めて小さくなっています。 また、非常に薄いカバーガラスを使用して画面に接着することで、現在のすべての製品で視差を最小限に抑えました。 これらの改善により、最初の 2 つの理由が解消され、手動のペン調整では、工場出荷時の調整よりもペンの位置合わせがほぼ常に悪くなるようになりました。
ペン先の位置に対する画面カーソルの位置に関するさまざまなユーザー設定をサポートするために、Wacom Center では「ペン先とカーソルの位置合わせ」が導入されました。 [ペン] ページで、[詳細設定] を選択し、[ペン先とカーソルの位置合わせ] (下部) を選択します。 青い点をドラッグするか、水平方向と垂直方向の正確なピクセル オフセットを設定することで、配置を調整できます (推奨)。
- この機能は、ドライバー バージョン 6.4.7 以降でサポートされているすべてのペン ディスプレイ (DTH/DTK-2200 を除く) の Wacom Center で利用できます。
- この設定は、設定されたペンディスプレイ上のすべてのペンに適用されます。
ワコムは、将来の製品およびドライバーのリリースに向けて、ワコム タブレットのプロパティから従来のペン キャリブレーション機能を廃止する予定です。 これが問題であると思われる場合は、チケットを送信し、ペンの調整で解決したい問題を説明してください。そうすれば、ドライバー チームにフィードバックを提供できます。